当初はヴェルサイユ宮殿見学の予定だったのですが、彼がエジプト関係の遺産や現代美術が見たい ( 彼は抽象画を描くのが好き、、、ただ今回現代美術は展示されていませんでした ) という事で Musée du Louvre ルーヴル美術館に変更。
このルーブル美術館、休館日の火曜日以外は毎朝9時から18時まで、水曜日と金曜日は21時45分まで開館しています。
ご存知の方も多いとは思いますが、ルーブル美術館には3つの入り口があります。
ピラミッド中央、カルーゼル・ギャラリーそしてパッサージュ・リシュリュー。
人気のあるのはもちろんピラミッド中央入口。
ヴァカンスや連休中は大変込み合うので状況をみて空いている入り口を選ぶのが賢明です。
一度チケットを購入すれば、何回でも出入りできるので(購入済みのチケットを見せるだけ、またチケット購入者とは別の扉から入れる)、ピラミッド入口は後からでも通ることが出来ます。
また真夏にはペットボトルなどを持参してくる方が良いかと。
(入場の際には鞄の中を見せるだけで取り上げられることはないので)
ヴァカンス期間中などは炎天下の中長時間チケット購入の為に待たなければいけなくなることは必須。
その際良く見かけられるのがミネラルウオーターのペットボトルを個人的に販売する人たち。差別ではありませんが、やはり黒人やアラブ系、そしてロマの人達がほとんどかと。
衛生上の問題もあったりしますし(賞味期限切れの物や、警察に見つからない様に下水道などに隠していたり、、、など)ぼったくりもぼったくりの金額なのでなるべく避けた方が良いかと思います。
Diane de Versailles ヴェルサイユのディアナが迎えてくれた先にはAphrodite Vénus de Milo アフロディーテ「ミロのヴィーナス」が待っていました。
その先の古代エジプト美術も見ごたえがありました。
この時代の事、もっと勉強していれば良かったなと思うくらいのコレクションの数々。
イタリア、スペインそしてフランス絵画と見て回りましたが、私の彼が一番感銘を受けていたのがウジェーヌ・ドラクロワの Le 28 Juillet Lq liberté guidant le peuple 「 民衆を導く自由の女神 」。やはりフランス人ですね。彼曰く、これ程大きな絵画だとは思わなかったと。圧倒されていました。
折角なので有名どころは見ておこうかとモナリザの前まで行ったのですが、やはりすごい人だかりで近寄ることが出来ませんでした。
と言っても元々柵に覆われてしまっていてかなりの遠距離でしか見ることが出来なくなってしまっているのですけれども。
以前両親と行った際にはガラス張りのケースに入っていたものの、すぐ目の前で見ることが出来ていたので本当に残念です。
これでは本当に絵画を味わう事は出来ないかと思うのですが、、、。
それにしても何故この絵だけこれだけ人気があるのでしょうかね。
ルーヴル美術館 ( ナポレオン・ホールでの企画展を除く ) とウジェーヌ・ドラクロワ美術館のチケットは13€ ( 全ての企画展にもアクセスできる共通券は16€ ) で当日限り有効。
夜間チケットも同様の13€。
当日であれば何度でも入退場可能。
一度入ってしまったら美術館内の飲食店を利用するしかないという事がないのは良いですよね。
朝から入場し昼に外で食事も兼ねた一時休憩。
その間にすぐ近くにあるノートルダム寺院を見学しに行ったりするのも良いでしょうし。
昼の休憩の間に見学の順路等の計画を立てて直してから午後に再び入場する、、、そんな風にしてこの広大な美術館を一日ゆっくり使って見て回れるのは嬉しいですね。
( 残念ながら団体観光客の方はこの例ではないでしょうが )
また以下の方は無料で閲覧できるそうです。
- 18才未満の方
そして10月から3月までの毎月第1日曜日は無料で開放されているそうですし、毎週金曜日の18時以降の夜間開館では26才未満の方は無料となるそうです。
事前にやはり色々調べることは大事ですね。
大金を持て余している、、、という人は別でしょうが。一般庶民の私たちにとっては少しでも節約することは大事かと。
ルーヴル美術館の公式サイトに行けば事前に自分の好みにあった見学ルートを探し出してくれるみたいなので時間の節約にもなりますよ。
本当に大きな美術館なのできちんと目指すものを知っていった方が良いかとも。
あまり時間が無く来てしまったのが残念。
ナポレオン三世が居住していた間とかも見に行きたかったのですが。
時間のある方はぜひ一日かけるつもりで行って見て下さい。
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